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プロフィール

参加日: 2022年6月22日

記事 (49)

2025年4月5日4
日常における非日常の大切さ 1/f
「いつも通りに過ごす」ことは、ときに安心であり、ときに疲労の原因にもなります。私たちは日々、繰り返される習慣の中で、自分でも気づかないうちに心をすり減らしているのかもしれません。 だからこそ、日常の中に「ほんの少しの非日常」を差し込むことが、心と体のバランスを保つためにとても大切です。“ゆらぎ”と呼ばれる1/fリズムの考え方を手がかりに、日常の中で「不規則な心地よさ」を見出すことの価値について考えてみたいと思います。その一例として、「夕陽を観る」という行為に込められた癒しの力にも触れながら。

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2025年4月3日4
「夕陽」と「夕日」の違い 言葉に宿る光をめぐる
「夕日」と「夕陽」。 同じように読み、同じような景色を指しているようでいて、書かれる漢字によって、その印象は少し異なります。どちらが正しいという話ではありません。 しかし、言葉は使う人の“感じ方”を映し出すもの。私はなぜ、「夕陽」という表記を選んでいるのでしょうか。検索キーワードとしては、「夕日」の方が一般的であり、より多く検索されています。けれどもこのコラムでは、あえて「夕陽」と綴ることで伝わる“光”や“余韻”のようなものを、大切にしてきました。 今回は、「夕陽」と「夕日」という漢字の違いを通して、そこに宿る感性や、言葉の奥行きについて考えてみたいと思います。

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2025年4月1日4
身近な「心の旅」 夕陽を観に行くということ
私たちは、気づかぬうちに同じ景色の中で、同じ速度で日々を繰り返しています。目の前のタスク、止まらないスマートフォンの通知、そして秒単位で進んでいく日常のリズム。そんな中で、ふと「心がどこかへ旅したい」と感じる瞬間はないでしょうか。 けれど、遠くへ行くには時間もお金も必要だし、現実的に難しい。そんなとき私は、「夕陽を観に行く」という選択をします。遠くへ行かなくても、日常の中に小さな“心の旅”を挟むことはできるのです。 夕陽には、私たちの時間の感覚をほどき、呼吸を深くしてくれる力があります。どんなに慌ただしい一日でも、西の空を眺める数分間があるだけで、不思議と気持ちが整っていく。今回はそんな、夕陽を“心の旅”として味わうことについて綴ってみたいと思います。

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KOJI Nishimura

脚本

サンセットブロガー

その他
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